韓国で韓国語を学ぶことを考えたことはありますか? Go! Go! Hangukではよく、「韓国留学にはどんな選択肢がありますか?」という質問をいただきます。
しっかり韓国語を学びたい方の多くは、 長期間留学できるビザを取得して、6〜24カ月ほど留学することを選びます。しかし中には、1学期(3カ月)や数週間といった短期間の留学を希望する人もいます。
この記事では、韓国留学の選択肢をご紹介するとともに、それぞれの選択肢のメリットとデメリットもご案内します。今すぐ韓国へ移住する予定の人も、将来的に考えている人も、この記事を読んで自分に合った留学スタイルを見つける手助けにしてみてください!
韓国の長期留学の選択肢
D-4 学生ビザ (6カ月間〜2年間)
まず最初にご紹介したい韓国留学の選択肢の一つは、やはり長期留学! そして韓国語を本格的に習得し、韓国という国のことを深く知り、その生活に慣れ親しみたい人にとって、最もおすすめの留学方法のひとつが学生ビザを使った長期留学です。
ここで紹介する「D-4 学生ビザ」と呼ばれるこのビザは、大学付属の語学堂で韓国語コースを受講するためのもので、学位取得や交換留学、サマースクール/ウィンタースクールのための「D-2 学生ビザ」とは異なります。
D-4 学生ビザを取得すれば、最短6か月から最長2年間、韓国に滞在する資格を得ることができます。さらには、渡航から6か月後には週20時間までのアルバイトが可能になったり、韓国の銀行口座を開設できたり(給与の受け取りや送金に便利になります)、国民健康保険(NHIS)への加入が可能となるなど、さまざまなメリットがあります。他にも、D-4学生ビザでは長期間韓国での在留資格を得られることから、短期間しか滞在できない留学方法に比べて、滞在先の選択肢に広がります。
これ以外にもメリットはたくさんありますが、もちろんデメリットもあります。たとえば、D-4学生ビザは申請書類が多く、申請に時間と手間がかかることには注意が必要です。また、大学附属の語学堂ののコースは、毎年3月・6月・9月・12月に開始されるため、韓国に入国できる時期も限られています。
そうしたデメリットを考えたとしても、上級レベルまで韓国語を学びたい方には、間違いなく価値のある方法です。
メリット
- 渡航6か月後からアルバイトが可能(週20時間まで/TOPIK 2級以上が必要)
- 渡航から6か月後に国民健康保険(NHIS)への加入が可能
- 韓国の銀行口座を開設できる
- 滞在先の選択肢が広がる
- 長期の携帯電話契約が可能
- ネイティブレベルの韓国語を身につけることも夢じゃない!
デメリット
- 入学時期が限定されている(3月・6月・9月・12月)
- 最低6か月以上の受講が必要
- 出席率がビザ延長に影響するため、常に高い出席率を維持する必要がある
D-4学生ビザの申請手続きについての詳細は、こちらもあわせてご確認ください。
H-1 ワーキングホリデービザ(1年間)
韓国での長期留学のもうひとつの選択肢として、ワーキングホリデービザがあります。韓国が大好きで、「学校に縛られずに過ごしたい!」という人にとって人気の留学方法で、短期の語学コースを受けたり、仕事をしたり、旅行を楽しんだりと、ビザの期間中さまざまな過ごし方が可能です。
H-1 ワーキングホリデービザの有効期間は最短1カ月から最長1年です。基本的なメリットはD-4 学生ビザと同じですが、働ける時間に制限がない(韓国の労働基準法の制限いっぱいまで働ける)という大きな利点があります。
ただし、このビザの本来の目的は旅行と文化体験である点は忘れてはなりません。フルタイムで語学学校などに通ってしまうと、旅行する時間はほとんどなくなってしまいます。また、国籍によっては就学期間に制限がある場合もあります。そして、このビザは一生に1回しか使うことができないので、もしも数カ月しか滞在しない予定なら、このビザを使うのは少しもったいないかもしれません。
もうひとつ注意しなくてはいけないのは、このビザは、申請時点で18〜30歳であることが条件とされていることです。
メリット
- 韓国入国後すぐに働き始めることができ、週25時間まで勤務可能
- 渡航から6か月後に国民健康保険(NHIS)への加入が可能
- 韓国の銀行口座を開設できる
- 滞在先の選択肢が広がる
- 長期の携帯電話契約が可能
- 語学学校に縛られず、自由に勉強や旅行を選択できる
デメリット
- 最長1年間のみ有効(国籍によっては延長可能)
- 30歳までという年齢制限がある
- 入国後に他のビザへ切り替えることができない
- 申請・発給時は自国に滞在している必要がある
- 使わなかった期間があっても、再申請や残り期間の利用はできない
- 勉強に時間を使いすぎると、本来の「旅行」という目的が果たせなくなる
H-1 ワーキングホリデービザについては、こちらでも詳しく解説しています。
韓国の短期留学の選択肢
すでに就職していたり、大学に通っていたりして、「韓国に6か月以上滞在するような本格的な留学をする余裕がない!」という方もいるでしょう。そのような場合でも、短期留学という韓国留学の選択肢もあります!
短期留学の場合は、複雑な手続きやビザ申請の心配がなく、よりフレキシブルなスケジュールで学ぶことができます。ただし、観光ビザ(K-ETAなどのビザなし滞在)での短期留学では、アルバイトをすることはできませんし、国民健康保険(NHIS)にも加入できません。そのため、必要に応じて、渡航前にご自身で海外旅行保険に加入することをおすすめします。国籍によって異なりますが、通常の場合、最大90日間の滞在が可能となっています。
そんな韓国でへ短期留学の選択肢として、Go! Go! Hangukでは主に以下の2つをご紹介しています。
語学留学(1週間〜12週間)
短期で韓国留学を検討している場合、Go! Go! Hangukが提携している大学附属の語学堂、もしくは私立の語学学校のプログラムに申し込むことができます。
大学の語学堂では、観光ビザで韓国に滞在する場合でも、1学期間の申し込みが可能です。1学期は10週間で、新学期は毎年3月、6月、9月、12月に始まります。
もしももっと短期間だけ学びたい場合や、よりフレキシブルに就学期間を選びたいという場合には、ソウルと釜山に校舎がある私立の語学学校・Lexis Koreaに申し込むことができます。こちらでは、最短1週間から最大12週間までの間で、好きな期間をフレキシブルに選べます。また、韓国滞在中にその期間を延長することも可能です(もちろんその延長期間も、観光ビザまたはK-ETAでの滞在可能期間内のこととはなります)。
短期留学のメリットは、気軽な観光旅行がてら、語学の勉強もできることです。Go! Go! Hangukの提携校については、ぜひこちらからご覧ください!
メリット
- 留学の手続きが簡単
- 開始日がフレキシブルに選べる
- 就学期間もフレキシブルに決められる
- 財政証明などの手間のかかる手続きも不要
デメリット
- アルバイトはできない
- 国民健康保険(NHIS)への加入は不可
- 韓国語のスキルUPの時間は少なめ
- 滞在期間の延長は不可(決められた滞在期間内に韓国を出国する必要がある)
韓国のスタディ・トリップ
もうひとつ、Go! Go! Hangukだけでご紹介できる選択肢として、「スタディ・トリップ」があります。Go! Go! Hangukのスタディ・トリップは、とても珍しい2〜3週間のオールインクルーシブ・パッケージの留学で、韓国の語学学校での授業、滞在先、文化体験がすべて含まれています。
スタディ・トリップでは、語学学習と旅行を組み合わせたさまざまな体験を提供しています。アクティビティでは伝統的なものから現代的なものまで幅広くカバーしていて、韓国の最も古い文化もしっかり体験しつつ、K-POPのような最新の流行まで楽しめます。
他の短期留学と比較しても、その手続きは本当に簡単です。韓国のスタディ・トリップのページから自分にあったプランを申し込みをして、フライトを予約をするだけ! あとはすべてGo! Go! Hangukのスタッフにお任せください。
メリット
- 申し込みも手続きも、簡単でスピーディ
- グループ申し込みなどで、パッケージ内容をカスタマイズ可能
- 文化体験と語学学習を同時に楽しめる
- 世界中からの参加者と出会える
デメリット
- 他の留学方法よりはフレキシブルに留学内容は決められない
- 韓国語のスキルUPの時間は少なめ
こちらの記事では、韓国スタディ・トリップに参加するメリットについて紹介しています。
韓国留学の申込み締切
Go! Go! Hangukには、長年にわたり韓国での留学をサポートしてきた、語学留学の専門チームがいます。ぴったりな学校や滞在先探しについて完全無料のサポートを提供し、韓国への留学手続き全体をしっかりとガイドします。
韓国に長期滞在したい場合でも、短期留学やスタディ・トリップを利用したい場合でも、できるだけ早くお問い合わせいただいて早めに計画を立てるのがとても大切です! 特にD-4 学生ビザが必要な方は、書類を揃え、登録手続きを間に合わせるためにも、少なくとも6か月前にはご連絡いただくことをおすすめします。
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