韓国留学でダウンロードしておくと便利なアプリ

今や日常生活には欠かせなくなった、さまざまなアプリ。でも国によって、ダウンロードしておくと便利なアプリは少しずつ異なっています。

この記事では、韓国留学でダウンロードしておくと便利なアプリをご紹介します。日常生活で欠かせない必須アプリから、韓国での生活をより楽しむためのおすすめアプリまで、さまざまなアプリを見てみましょう！

メッセージアプリ「KakaoTalk（カカオトーク）」

「KakaoTalk（カカオトーク）」は、韓国では誰もが使っている最も一般的なメッセージアプリです。韓国に到着する前にダウンロードしておけば、すぐに人と連絡したり繋がったりすることができます。このアプリはとても人気があるため、イメージキャラクター「カカオフレンズ」には専用のカフェやグッズショップまで存在しています。
KakaoTalkについては、こちらの記事をでも詳しくご紹介しています！

地図アプリ「KakaoMap」と「Naver Map」

韓国でいちばん使われている地図アプリは、Googleマップではありません。Googleマップはインターフェースが古く、更新頻度も高くないとされているからです。かわりによく使われているのが、Naver MapとKakaoMapの２つのアプリです。

Naver Mapは日本語にも対応しているアプリです。アプリ内で言語設定を「日本語」に変更するだけで、すぐに使うことができます。韓国内での利用者数も多く、詳細な店舗情報や地図を見ることができますので、まずはこれはダウンロードしておくと良いでしょう。

KakaoMapは日本語には対応していません。英語での利用は可能ですので、韓国語か英語のどちらかが使用できるのであればダウンロードしておいて損ではありません。ただし、有名な観光地のほとんどは英語名で表示されますが、英語表記のない場所も存在するので、やはりハングル文字を読めるようになっておくととても便利です。

Naver Map と KakaoMap のそれぞれの特徴

KakaoMap はユーザー投稿コンテンツが多く、写真が豊富で、韓国語のレビューも多い傾向があります。また、KakaoTalkとの連携も便利です。ただし、先にも書いたとおり、現在のところ日本語での利用はできません。

Naver Mapは日本語での利用も可能であるだけでなく、経路検索の際にはバス停や駅名の検索がしやすく、案内がわかりやすいです。

どちらもダウンロードしておいて、場面や状況に合わせて使っていくことをおすすめします！
ちなみに、地図を読む際には覚えておかなくてはならない韓国の住所の構造については、こちらの記事をあわせてご覧ください。

地下鉄の利用に便利なアプリ「Subway Korea」

地下鉄についてのアプリはたくさんありますが、まずは初心者の方にもおすすめなのは、「Subway Korea」です！

このアプリは、日本語に対応しています。初めての場所での公共交通機関の移動は緊張と不安でいっぱいになってしまうかと思うのですが、このアプリは日本語でわかりやすく利用できるので、ストレスを大幅に減らすことができます。

ソウル以外の都市でも使うことができるのも、うれしい点です。釜山や大邱など、主要な人気観光地の地下鉄に対応しています。他の都市への旅行予定もあるという場合には、このアプリひとつでどこの地下鉄も怖くありません。

そして何より、機能が便利！ 出発駅と到着駅をタップするだけで、「最短ルート検索」と「乗り換え案内」をしてくれるんです。最速ルート、乗り換えが最も少ないルート、スムーズに乗り換えるために降りるべきドア番号、運賃といった疑問がすべて一瞬で解決するので、慣れない土地でも不安なく移動することができます。

バスの利用に便利なアプリ「KakaoBus」

移動する際に、地下鉄よりもバスの方が便利な場合もあります。そんなとき、地図アプリでは、出発地から目的地までの詳細な経路は表示されますが、残念ながらバスのリアルタイム到着情報はあまり正確ではありません。

そこで便利なのが、「KakaoBus」です！ このアプリでは、バス番号やバス停を検索するだけで、必要な情報をすべて表示してくれます。各バスの現在地や走行ルート、そして目的地のバス停への推定到着時刻まで教えてくれます。

タクシーの手配には「Kakao T」

韓国の公共交通機関は世界でもトップクラスに便利ではあるのですが、残念ながら24時間運行しているわけではありません。そのような中で、深夜や早朝は道でタクシーをつかまえるのが難しいこともあります。

そんなときに役立つのが、「Kakao T」です！ 現在地と目的地を入力するだけで、近くを走行中のタクシーに通知が送られ、すぐさま向かってきてくれます。料金も安く、なおかつ速く、とても便利なアプリのひとつです。

飲食店の検索には「MangoPlate」

「MangoPlate」は、美味しい飲食店を見つけるのが大好きな人にぴったりのアプリ！ いわば、韓国版の「食べログ」ともいうべき存在です。

残念ながら、このアプリは日本語での使用ができません。それでも、同じようなサービスのアプリがたくさんある中で、このアプリはレビューの一部が韓国語で書かれている場合を除きすべて英語で利用できるので、他のアプリよりも断然使いやすいです。

そして何よりも、使い方がとても簡単！ 場所を選ぶか、GPSをオンにして、自分の居場所をセッティング。すると近くのレストランなどの情報が地図上にアイコンで現れるので、あとは料理の写真などを見ながら気になるお店を探します。気になる写真をタップすると、さらに詳しい情報を見ることができます。

アイコンと写真を見ながらある程度の操作ができるのが、このアプリの良いところ。もちろん韓国語や英語を使えばますます便利に利用することができます。料理の種類で絞り込む検索フィルターや、場所で探す検索機能、自分だけのリストや評価の作成、他のレビュー投稿者をフォローする機能などなど、使えば使うほど自分好みの飲食店探しをさらに楽しくしてくれます。

翻訳アプリや辞書アプリ

韓国へ留学を考えたり、自分で勉強をする中で、結局どの翻訳アプリが一番使いやすいのか、気になりますよね？

いちばんよく使われていて、なおかつおすすめなのは、間違いなく「Naver辞書」でしょう。単語が多いだけでなく、類義語の検索や例文参照もしやすい便利なアプリです。気になる単語を保存してあとでクイズで覚えることもできちゃいます。韓国語学習者で、韓日辞書として使用している人は非常に多いと思います。

もちろん「Google翻訳」も世界的に有名ですが、どの言語でもそうであるように、（他のアプリもそうですが）翻訳が常に完璧ではありません。ですから複数の翻訳アプリダウンロードして、実際に使い比べてみることをおすすめします。そして大事な情報の場合には、アプリの翻訳にだけ頼るのではなくて、先生や韓国人の友達に確認してみてもらいましょう！

他にも、「Papago」などもよく知られた翻訳アプリとサイトです。看板やメニューなどを素早く理解したい場合には、Googleカメラなどの写真翻訳アプリも便利です。場面や状況に合わせて使い分けることで、快適な留学生活を送ることができます。

楽しく韓国語を学ぶ方法としての「Naver Webtoon」

「ウェブトゥーン」という言葉を聞いたことがありますか？ ウェブトゥーンは韓国発祥のオンライン漫画で、ウェブ上で公開される縦スクロール形式のマンガを指します。日本では「縦読み漫画」や「縦スクロール漫画」とも呼ばれています。近年では世界中に広まり、国際的にも人気を集めています。

韓国語でウェブトゥーンを読むことは、時間つぶしになるだけでなく、韓国語の勉強にもなります。有名どころは「Naver Webtoon」ですが、こうしたウェブトゥーンアプリは多数あり、さまざまなジャンルや、サブスクリプション、コメント機能なども利用できます。

漫画に関しては横読みに慣れている日本の方にとっては、最初は慣れるまで少し時間がかかるかもしれません。でも漫画に慣れてきた日本の方たちだからこそ、漫画から学べることも多いかも？ いろいろとダウンロードしてみて、楽しく韓国語を勉強してみるのも良いかもしれません。

フードデリバリーサービスの「Yogiyo」

昔から出前文化に慣れていた日本でも、近年は「UberEats」などをはじめとしたさまざまなフードデリバリーサービスが展開しています。

韓国にももちろんフードデリバリーサービスがあります。そうした中でもご紹介したいのが「Yogiyo（ヨギヨ）」です！
飲食店で店員さんを呼ぶ際の「すみません！」という意味の韓国語「여기요」が語源のこのアプリでは、韓国で最も水塚なフードデリバリーサービスで、韓国料理・中華・ピザ・バーガー・デザートまでなんでも注文することができます。支払い方法は、注文時に現金払いかカード払いを選ぶことができます。配達時間は住んでいる場所によって異なり、とても早いこともあれば少し時間がかかることもあります。アプリはすべて韓国語ですが、翻訳しながらチャレンジしてみることはそれほど難しくはありませんし、慣れればとても簡単に使うことができます。

注意点は、電話番号認証が必要だということ！ 残念ながら、旅行用SIMの電話番号などはNGです。けれども、他の同様のサービスでは電話番号認証だけでなく国内銀行口座の登録も同時に必要だったりするので、Yogiyoはそれと比較すると使いやすいと言えるでしょう。

大気汚染問題のチェックもアプリで！